アストロボーイ鉄腕アトム オリジナル・サウンドトラック・スコア(音楽:吉松隆)のレビュー
すんばらしい!!!!21世紀の音楽の希望。
はじめ、この番組の音楽を吉松氏が担当していることを知らずに、子供とテレビを見ていて、アニメらしからぬサウンドトラック(無調っぽいピアノの旋律や、木管、特にファゴットの活躍、印象深いハーモニーetc)にただならぬものを感じ、誰の仕事かな?と思い、調べてみればなんと!私の今一押しの吉松氏じゃないですか。聞くところによると、あの有名な「鉄腕アトム」(作詩:谷川俊太郎・作曲:高井達雄)の「たんたんたたんたたーん」の主題は、著作権か何かの関係で使えなかったそうで、あの、アトムの代名詞のようなテーマがある中で、それを知る世代を納得させるアトムの主題を作るなんて絶対無理!ところが吉松氏はそれを、いともなげにやってしまった!驚愕!確かにこれはアトムのテーマだ。劇中で、各曲が効果的に使用され、各主人公の主題が見え隠れする、クラシカルな手法が炸裂!このCDにはおさめられていないが、ZOONの歌う主題歌(一応協作となっている)の第2ヴァースのハーモニーなんか実に効果的。話をもどして、このCDでも吉松節は随所で炸裂!特に二曲目の「アトムのワルツ」や八曲目の「ウランのワルツ」などは、雰囲気が吉松氏のシンフォニー第4番を思いおこさせる、21世紀の子守歌。近頃は番組を見ていても、音楽ばかりに耳がいってしまい、ストリーが追えなくなっちゃう始末。本末転倒もいいところ。これを聴いて吉松に興味がわいたなら、クラシックを聞いたことがない方も是非その他の吉松作品もお勧めします。
オーケストラの演奏のカッコよさ。
オーケストラの演奏は音に厚みがあって聞いてきて心地良かったです。
何度も聞いていなくても、自然と口ずさんでしまうような耳に残る曲が多いのでボリュームたっぷりといった感じです。
アニメのOPとEDが入っていたら本当に最高でしたがそれはちょっと欲張りですね。(笑
とにかくすごくレベルの高い曲ばかりです。
何度も聞いていなくても、自然と口ずさんでしまうような耳に残る曲が多いのでボリュームたっぷりといった感じです。
アニメのOPとEDが入っていたら本当に最高でしたがそれはちょっと欲張りですね。(笑
とにかくすごくレベルの高い曲ばかりです。
アストロボーイ鉄腕アトムを知らない人はいないと思いますが、そんな人が聞いても満足できるのではないかと思います。
魅惑のコラボレーション
2003年4月7日、鉄腕アトムは誕生した。
それと時を同じくして、テレビアニメでアトムが復活。そのサウンドトラックを、日本を代表する現代音楽家の吉松隆が担当した。現代音楽の非人間性に否を唱え、「世紀末叙情主義」を提唱した吉松が、アトムの世界にどう切り込むか、聞き所は多い。
白黒時代の高井達雄、1980年放送時の三枝成章と聞き比べるのも興味深い。
